体験記

心霊スポット?!群馬県の不二洞とスカイブリッジに行ってみた

先日、群馬県に日帰りでお出かけする機会がありました。

世界遺産になった富岡製糸場に行ってみたいとずっと思っていて、友人と予定があったので、レンタカーで富岡製糸場に行く事になりました。

しかし、せっかく群馬まで行くのに、富岡製糸場だけでは勿体ない!という話になり、何か他に楽しめる場所がないかを探していました。

天気予報は雨だったので、屋内で楽しめる場所を探していたのですが、そんな時に不二洞という鍾乳洞があることを知りました。今まで名前すら聞いた事なかったのですが、関東で一番大きい鍾乳洞のようで、行く事になりました。

鍾乳洞と聞くと、地下にあって、足場が悪く、寒いイメージでした。

そのため、どのくらいの服装で行けば良いのか、靴はどうしようかと色々悩みましたが、結局着たい服に履きたい靴で家を出ました。

雨の日の鍾乳洞の様子や最適な服装を交えながら、不二洞の体験談をお話ししていこうと思います!

不二洞に最適な格好は?

天気は雨で最高気温20℃最低気温15℃、降水確率は70%という日でした。

厚手のパンツとシャツを着て、革靴を履いて出かけていきました。

服装については、ちょうどよかったです。

不二洞は、富士山の近くにある氷穴とは異なり、氷があるわけではありません。

なので、山のなかということもあって、ひんやりしてはいるものの、中の気温は10℃ほどで外の気温-7,8℃といった感じです。

寒がりさんはその時の外の気温に合わせて、一枚羽織るものを準備するのが良いと思います。

動きやすさについては、そこまで気にしなくても良いかもしれません。1箇所しゃがんでくぐる箇所がありますが、それ以外はただ歩いているだけです。

上から水滴が落ちてきたり、転ぶ可能性があるので、汚れても良い服を着ていくのが良いと思います。

足場はとても滑りやすいです。

雨の日に行ったこともあり、少しぬるぬるとした感触でしっかりと踏み締めて歩かないと滑りそうでした。

私は、革靴で行きましたが、履き慣れていたため、特に問題はありませんでした。

しかし、かなり慎重に歩いたので、これから行く方は、運動靴をおすすめします。

車のアクセスについて

群馬県の下仁田ICから下道で45分ほどかかります。

しかも、かなり山道を走る事になるので、大きめのファミリーカーは、結構辛いと思います。

軽をレンタルしたので、坂道を登る馬力はありませんでしたが、小回りが効いて運転はしやすかったです。

見過ごしていたかもしれませんが、コンビニは一軒も通らなかったような気がします。

道の駅は2回通るので、お手洗いはそこで行けば良いと思いますが、ご飯屋さんなどは全くありません。

現地に着く35分ほど前に、「川の駅 上野」があり、そこは食事処もやっているので、私はそこできのこカレーを食べました。

中盛りにコーヒーをつけて800円でした。

豚肉にこんにゃくやきのこが入っていて、あまり食べたことのない感じのカレーで、とても美味しかったです。

他のメニューはすべてレトルトと記載があったので、このきのこカレーがおすすめです。

不二洞に行くために曲がる箇所を行き過ぎると5分ほどで、「道の駅 上野」があり、そこでもご飯を食べられます。

通りから不二洞のある山の中に入っていく道は、一方通行としか思えないほど狭く、すれ違い用の退避スペースも少なかったので、人が多い日はとても大変だと思います。

駐車場に到着!

狭くてクネクネした道を登ったら突然開けた場所に出て、そこに駐車場があります。

山側に不二洞へつながる道や総合案内所や遊具のある公園があり、谷側には、上野スカイブリッジという大きな橋があります。

上の写真が駐車場からみた橋の写真です。

結構大きいですよね。

9時から17時までは1往復100円で渡ることができます。

鍾乳洞の入場チケットが16:30までだったので、私は先に鍾乳洞に向かいました。

鍾乳洞へ向かう

私は駐車場で車から降りて,鍾乳洞の看板に導かれて、坂を登り始めました。

それから5分ほど歩くとこんな看板がありました。

「鍾乳洞ご利用の方は、総合案内所にて受付をしてから向かってください」

と書いてあります。

大した距離ではありませんが、せっかくここまで登ったのに….と総合案内所に引き返す事になりました。

総合案内所で、入場料800円のチケットを買い、その場でチケットを回収されます。

そこから再び鍾乳洞に向かいます。

看板に導かれながら、上り坂を登っていきます。

これが想像以上に長い…

全然入り口に辿り着かない….

もう少し!というところで大きな看板があり、洞窟の地図と不二洞の生い立ちが書いてありました。

地図を見ると、めちゃくちゃでかい!

かなり時間がかかりそうで、不安になりました。

不安が募るまま鍾乳洞の入り口に到着しました。

鍾乳洞までのトンネル編

入り口はこんな感じです。

とても無骨で観光地には見えませんよね。

怖さすら感じる入り口を入ると、かなり傾斜のある長いトンネルが続きます。

何かトラップが仕掛けられていそうですね。

この椅子を見ると、どれだけ傾斜があるかわかりますね。

人が座る面が水平になるように足の長さが調節されています。

やっと鍾乳洞に突入!

鍾乳洞に入ると、今度は、螺旋階段が待ち構えています。

その数なんと148段!

日頃運動しない人には、なかなかハードかもしれません。

登り切るとこんな景色です。

一体山の中にこんな大きな螺旋階段と広い空間があって、山が崩れないのか心配になります。

地図では平面の広さしかわかりませんでしたが、どうやら立体的にもめちゃくちゃ広いみたいです。

上の写真の場所は、「生湯の滝」と名付けられています。

この看板のデザイン、私には山手線の駅名が書いてある看板にしか見えません!!

しかも、すべての看板がこれなのです。

変な駅名を巡る旅のようです。

この写真の場所は、「閻魔の金剛杖」と名付けられています。

たしかに洞窟に杖がはまっているようです。

しっかりとお賽銭をして、杖を7度触り、閻魔様にお参りしました。

賽銭をすると、ついつい2礼2拍手したくなってしまいますよね。

閻魔様にはなんとなく違う気がしたので、ただ杖を触るだけにしました。

この場所は「三途の川」と名付けられています。

どこを三途の川とみているのかよくわかりませんでした。

この洞窟では、それぞれ名前がつけられていますが、その由来などはほぼ記載がないので、地形の凄さを体感する鍾乳洞となっています。

個人的には、名前の由来や歴史があると、面白さが増す気がします。

生と死に関わるネーミングばかりで、不吉だなーと思いながら回っていました。

上の写真のように、人では通れないような、穴がそこら中に空いていて、いまだに構造がわかっていないところもあるようです。

出口も山手線でした。

鍾乳洞に突入してから、約30分でここまで来れました。

出口部は分岐になっていて、さらに奥に行ける場所があり、時間に余裕がある人はさらに奥深くの鍾乳洞を見に行けます。

この写真のように鍾乳洞の奥底から、外の光と葉の緑が差し込んでいる様子を見ることが出来ます。

満足したらきた道を戻り出口に戻ります。

こうして、鍾乳洞を制覇しました。

出口からの戦い

出口を出てから約10分間、上の2枚の写真のような、スロープスタイルの道が続きます。

雨上がりだったので、とても滑りやすくめちゃくちゃ怖かったです。

子連れでここ歩くのも怖いと思います。

横幅は、大体大人1人が余裕を持って歩けるほどで、足元は滑り止めがあるところもあれば、何もない鉄の格子になっているところもあります。平らな場所はなんてことないですが、傾斜面がかなり怖いです!

正直、鍾乳洞よりもこっちの方が危ないです。

この場所をいかに攻略するかが、鍾乳洞攻略の鍵になると思います。

この道を10分耐えると、入り河内の前にあった大きな看板の前に戻ってきます。

私の場合、鍾乳洞に入ってから、看板の前に戻ってくるまで40分ほどでした。

ゆっくり余裕を持ってみるなら1時間は見た方が良いと思います。

まとめ

群馬県の上野村にある不二洞という鍾乳洞に行ってきました。

不二洞についてまとめるとこんな感じです。

  • 下仁田ICから来るまで約40分
  • 道中にコンビニなし
  • 入場料は大人が800円
  • 不二洞の所要時間はゆっくり歩いて1時間
  • 不二洞には生と死にまつわるネーミングが多い
  • 出口からの道が一番怖い

あまりにも、スケールの大きい鍾乳洞なので、誰しも驚くと思います。

上野スカイブリッッジを渡った先には、キャンプ場もあるので、大自然を満喫できると思います。

避暑地としても良いと思うので、ぜひ遊びにいってみてください!

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