楽天モバイルの無料プランがあと数ヶ月で終わってしまいます。
無料だからなんとなく持っていた楽天モバイルの回線ですが、有料になっては持っていて損しかしません。
そこで、iPhoneを格安で購入しようと思い、暇さえあれば電気屋さんを巡る日々を過ごしていました。
都内のヨドバシカメラやビックカメラ、ノジマなど色々な店舗に行きましたが、iPhone12 64GBの低容量のものやiPhone SEのような変える気にならないものしか残っておらず諦めていました。
私は、4年前からiPhone XSを使っていて、バッテリーの持ちも悪くなり、そろそろ変えたいとずっと思っていました。しかし、最新機種に10万円も払いたくないので、もう要らない楽天モバイルの回線を使って、どうにか新しいiPhoneを格安で手に入れたいと淡い期待を抱いていました。
そんな時、横須賀に遊びに行った際に立ち寄ったノジマで、iPhone13miniの128GBが実質1円という張り紙がされているのを発見!!
私はそれをみて、めちゃくちゃ興奮して、その場で購入をしてしまいました。残念ながら、楽天モバイルからの乗り換えでは実質一円にはなりませんでしたが、それでも格安で購入できました。
結論から言うと、楽天からdocomoにMNPをしてiPhone13miniを格安で買い、ahamoに回線を乗り換えました。
どんな形で端末代が格安になるのか、その後の回線の取り扱いなども交えて記事にしようと思います。
楽天モバイルの無料プラン廃止
楽天モバイルを契約している人の中で、データ通信を大容量使っている人は比較的少ないと思います。
私もその1人で、楽天LINKアプリを使った通話専用回線にしようと画策していました。
データ通信は、mineoなどのデータ通信だけの格安SIMを使い、通話は、基本無料の楽天回線というデュアルSIMの活用が最も安く運用できるからです。
しかし、まだ楽天回線を使用しておらず、使用せずにお金がかかることになってしまうので、活用方法を模索していました。
楽天モバイルから乗り換える(MNP)か解約か
私的に、楽天モバイルは、解約するかMNPで活用するかの2択でした。
解約をすれば、絶対に損をしません。そして、得もしません。
去年わざわざ契約をしたのに、なんか勿体無い….
少し前から、iPhoneが実質1円!といろいろなお店でiPhoneが叩き売りされていました。
ただ、楽天回線の有料化が発表された頃には、その叩き売りも下火になり、人気機種など全く残っていません。
- iPhone12シリーズの64GBで妥協するのか
- 128GBの容量だがiPhone SEで妥協するか
妥協案しか残っていません。
iPhone XSの256GBを使っていたので、64GBは流石に無理があります。
iPhoneSEを使うなら、今のiPhone XSで十分。
ということで、妥協案もなくなりました。
そこで、「iPhone13シリーズを定価より安く買えれば買おう」という方針に決めました。
iPhone13シリーズはまだ安く買えるのか
運が良ければ、買えます。
私が訪れたノジマでは、
iPhone13 mini 128GB 実質1円
という広告でした。
まずこの広告自体、めちゃくちゃ珍しいです。
秋葉原や上野近辺の電気屋さんでは、まずやっていません。
飛びついたものの、3代キャリア(docomo、au、SoftBank )からの乗り換えであれば、という条件付きでした。
それ以外の通信会社の場合でも1円にはなりませんが相当安くなります。
乗り換え先に制限はなく、ノジマの乗り換え特典が大きな割合を占めています。
端末代はどうして安なっているのか
私がiPhone13 mini 128GBをいくらで購入したかと言うと、13,158円です。そこに契約手数料3,300円がかかるので、16,458円がかかった費用になります。
Appleの公式ホームページでの販売価格は、86,800円です。
差額はなんと約7万円!でかい!
docomoでの販売価格は、99,280円なので、割引としては、約8万円されていたと言うことになります。
下の写真が、値引き前の値段です。
ドコモなどのキャリアは、回線契約時の端末台割引に制限があり、基本的に22,000円までとなっています。
残りの6万円のうち2万円は、私が使っていたiPhone XSの下取り価格です。
なので、ノジマの特典は4万円分だったことになります。
下取りをしないとその特典も無くなる仕組みでした。
つまり条件は
- 他社からのMNP
- スマホの下取り
さらに、楽天モバイルだったからか、楽天モバイルの回線を使用し始めてから1年経過しているかを確認されました。
口頭ではなく、しっかりと楽天モバイルのサイトから入手する書類まで確認しました。
いつ契約したか覚えておらず、「1年も経ってないかも」と焦りましたが、既に1年半と経過していました。時が経つのは早いですね。
おそらくこの確認は、iPhoneの転売対策の一つなのだと思います。店舗によっては、3ヶ月以内のノジマの利用履歴も確認する店舗がある様で、ノジマは転売断固拒否の方針なのだと思います。
最新機種が数万円も安くなれば、それは転売したくなりますよね。
その気持ちもとてもよくわかります。
これからもiPhoneの値引きは続くのか
世界情勢的に円安になってきて、これからはiPhoneの販売価格が上がる一方になると思います。
日本でのiPhoneの販売価格は、世界の平均と比べると明らかに安い部類だったので、上がるのは仕方ないのかもしれません。
とはいえ、今iPhoneが安売りされているのは、端末の値引きが制限されてしまい、高級スマホにあたるiPhoneの売れ行きが芳しくなかったためなので、これからiPhoneが値上がりしたとしても、今ほど安くないかもしれませんが、同様の値引きはされると思います。
楽天からdocomoにMNPした理由
私が、auでもSoftBankでもなくdocomoの回線を選んだのには理由があります。
それは、docomo自身が回線契約後すぐahamoに回線変更することを許容しているからです。
通常は、キャリアでの回線契約から半年は使ってからでないと、信用情報に傷がつき、最悪の場合ブラックリスト入りしてしまいます。
auからpovo、SoftBankからワイモバイル・LINEMOといった、キャリアから格安SIMへの切り替えは、注意が必要です。
その点、docomoはahamoへの変更に寛容なので、キャリアの高い料金は初月のみにして、ahamoに切り替え、それ以降は月3000円で収めることができます。
私の場合、無料だったサブ回線の楽天モバイルが、ahamoになり月3000円取られるので、かかる費用は嵩みますが、iPhoneをめちゃくちゃ安く手に入れられたので、しばらくは二つの回線を使おうかと思っています。
メインで使っているLINEMOのSoftBank回線は,趣味の登山とは相性が悪く、圏外のことがほとんどです。
そういう事情もあり、夏の間はahamoも活用しようと思っています。
最後に
この記事では私がiPhoneを安く手に入れた経緯や方法を結構詳しく書きました。
地域や店舗によって、割引や特典は変わるので、同じように安く手に入れるかは、運次第だと思います。
TwitterでiPhone 一括と調べて出てくる情報は、どれも信用度が低く、それを見て店舗に行っても全く貼られている広告が違うことが多々あったので、自身で足を運び、運を引き寄せるしかありません。
こんなに安く買えてしまうと,定価で購入するのが本当に馬鹿らしく思えてきてしまいます。