お金の管理

とっても簡単。10分で確定申告!

この記事は、こんな人におすすめ!

  • 確定申告が必要なのかわからない人
  • 確定申告のやり方がわからない人

私は、新社会人のときに、確定申告が必要なのかで悩みました。

ふるさと納税もしたいけど、ワンストップ特例制度も使えるのかよくわからなかったです。

同じようなことで悩んでいる方がいると思い、ブログにしました。

確定申告が必要なのかを判断し、サクッと確定申告しちゃいましょう。 

私は確定申告が必要なの?

アルバイトをしていた人

4月や9月に入社の新入社員を想定してお話しします。

1~3月・1~8月の期間にアルバイトを行っていた人もいますよね。

アルバイトの給料明細をじっくり見たことがあるでしょうか。

月に約8万円以上稼いだ場合、お給料から税金が引かれていたと思います。

これを源泉徴収と言い、多めに税金を引かれていることが多いです。

さらに、アルバイト退職時に有給を使わせてもらった人は、一気に給料が増えるので、源泉徴収されている場合が多いです。

正確に言うと、前職の源泉徴収票(税金をいくら収めたかを示した文書)の下部にある”乙欄”にチェックがついている方は、確定申告が必要です。

また、乙欄にチェックがない場合は、12月に会社(現職)が行う年末調整で源泉徴収票を提出すれば、確定申告の必要はありません。

私は、学生時代に2箇所でアルバイトを行っていたのですが、1箇所は乙欄にチェックが無かったため、会社の年末調整で源泉徴収票を提出して、会社の給料と一緒に税金の過不足を精算してもらいました。

もう1箇所は乙欄にチェックが有り、確定申告の必要があったので、年末調整で源泉徴収票を提出しませんでした。

このように、源泉徴収票の乙欄をチェックすることで簡単に確定申告の有無を確認する事ができます。

ふるさと納税をした人

ふるさと納税とは、好きな地方自治体に寄付をすると返礼品がもらえるという制度です。

この制度を活用することで、寄付金控除され課税対象額を減らすことが出来ます。

簡単に言うと、支払う税金を減らすことが出来ます。

確定申告の話に戻ります。

ふるさと納税をした人のすべてが確定申告の対象ではありません。

対象となる人は、主に3パターンあります。

  • ふるさと納税が12月末になってしまい、ワンストップ特例制度を利用できなかった人(ワンストップ特例制度は、確定申告をせずに寄付金控除を受ける仕組み)
  • ふるさと納税を6ヶ所以上の地方自治体に行った人
  • 確定申告の必要がある人

どれか1つでも当てはまる場合、確定申告が必要です。

確定申告はどうやるの?

準備するものは?

準備するものは、以下のとおりです。

  • NFC対応スマートフォン
  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカードの暗証番号(2種類)
  • 現職の源泉徴収票
  • 前職の源泉徴収票
  • 寄付金受領証明書(ふるさと納税で送られてくる書類)

スマホがNFCに対応しているかチェック!

NFC(近距離無線通信)に対応したスマートフォンをお持ちの人は、スマホで手軽に確定申告出来ます。

iPhoneの方は、iPhone7以降にモデルで、マイナンバーカードを読み取ることが出来ます。

Androidの方は、マイナンバーカードに対応したNFCスマートフォン一覧を御覧ください。

私は、iPhone Xsを利用しているので、スマホで申請することが出来ました。

確定申告の方法を10ステップで説明!

1,国税庁 確定申告書等作成コーナーにアクセス

ここでiPhoneの方に注意点ですが、ブラウザはSafariを利用しましょう。

デフォルトのブラウザAppを変更している方は、Safariに戻しましょう。

Webサイトとアプリを行き来するので、Chromeだと正常に動きません。

2,作成開始をタッチ

作成のステップが表示されるので、流れを把握します。

3,申告内容に関する質問

画像のように令和3年分に「はい」、申告収入に「給与」を選択をします。

お手持ちの源泉徴収票の枚数が、1枚の方は「はい」。複数ある方は「いいえ」を選択します。

配当や住宅控除について聞かれますが、新社会人の方は大半が「いいえ」だと思います。

最後に提出方法は、「e-Tax(マイナンバーカード方式)」を選択します。

4,マイナポータルアプリをインストール

すでにインストール済みの方は、「同意して次へ」を選択します。

そして、「マイナポータルへ移動」の項目で、「次へ」を選択します。

5,マイナポータルアプリに移動

マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書のパスワードを求められます。

パスワードを入力し、マイナンバーカードにスマホをかざします。

6,本人情報を入力

このとき、「取得する」を選択して、「取得できる証明書がありません」と表示されると先に進めないので、「取得しない」を選択します。

7,給与所得を入力し

源泉徴収票が複数枚ある方の例を紹介します。

現職の年末調整済みの書類と年末調整未済に分かれているので、注意して選択しましょう。

私の場合、現職の源泉徴収票を年末調整済みに、前職の源泉徴収票を年末調整未済の方に入力しました。

「入力する」を選択すると、「カメラで読み取り」という項目があるので、この機能を使うととっても楽です。

このカメラを使った読み取りは、写真の撮り方などで正確に読み取れないことがあります。

私も、会社名を認識してもらえませんでした。

読み取り後に確認をして、間違っていた場合は自分で修正しましょう。

8,控除の入力

ふるさと納税による寄付金控除がある方は、寄付金年月と金額、寄付先の入力が必要です。

寄付金受領証明書を確認しながら入力しましょう。

9、住民税等の入力

会社に副業がバレたくない方は、「自分で納付」を選択しましょう。

住民税は所得から計算されるので、逆算すれば所得がわかってしまいます。

新社会人の方は、以降の選択は「いいえ」の方が多いと思います。

10,マイナンバーカードの入力

マイナンバーカードを2回読み取りを行い、送信が完了です。

マイナポータルとwebブラウザを何度も行き来するので、慌てずゆっくり行いましょう。

送信結果の確認の段階で、完成した確定申告書のPDFが発行されるので、印刷もしくは保存をして、保管しておきましょう。

今日のまとめ

①源泉徴収票の乙欄をチェック

②10分、10ステップで確定申告出来る

③作成した確定申告書はしっかり保管しよう

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